盛岡の家造り社長のつぶやき 11月

2024年11月24日

八重畑です。

里の紅葉もピークを過ぎて北の方から雪の便りも聞かれる今日この頃、今年も一ヶ月

と少しになりましたが皆さまは如何お過ごしでしょうか。

今月、日曜日には完成お引渡し式がありました。

出会いから一定の期間を経て人生の一大事業に関わらせて頂き

何時もながらお客様の喜びの笑顔が我々の喜びになります。

そして、今後も地域に根差す工務店として見守りを続けていく誓いと永いお付き合いをお願いしています。(^-^)

 

さて最近テレビドラマで興味ある番組をダビングし内容が良くて3回も見ているドラマがあります。

妻は、原文となる単行本も購入しました。

題名は「母の待つ里」副題は「ふるさとをあなたへ」興味を持ったのはロケ地が遠野とのこと

内容は全4話で原作は浅田次郎(泣かせ屋の異名もある)でドラマ壬生義士伝の作者であり(主役は

中井貴一で盛岡・南部藩出身の剣士)今回も主役が中居貴一

そして、岩手の朝ドラあまちゃんなどでお馴染みの宮本信子

そして松嶋奈々子や佐々木蔵之介など皆、主役級であり完成度が高くビデオの保存版としている。

あらすじは都会の、それぞれの人生の方々が、あるサービス会社の「ふるさとをあなたへ」に申し込み架空の古里、架空の母の待つ里でのエピソード。

放送はNHK BS その説明には、40年ぶりに戻ってきた故郷で待っていたのは、見知らぬ「母」だった。

異色の家族小説として大反響を呼んだ浅田次郎の最新長辺作をドラマ化!

全ての謎が解けたとき、感動が押し寄せるミステリアス・ファンタジーとあった。

 

身近なところで素晴らしい作品が、と想ったら、どうしても、その場所を訪ねたいと手掛かりを調べて「遠野ふるさと村」に出かけた。

カウンターで尋ねたところ実にビンゴだった。此処は多くの南部曲り家が移築再現されていてその中の弥十郎どん、と名称されている所が宮本信子、演ずる家だった。

中居扮する松永徹(とおる、子供のころはトッチャンの愛称)が近づいて来る、

宮本信子扮する母、ちよ、が家の前の大根畑から、『けえってきたが、けえってきたが とおる』

と言って満面の笑顔で近づいてくる

戸惑う、松永徹が、まごまごしている。

母、ちよ、が『何してる、生まれた自分のえ(家)でねか』

そして、母、ちよは、徹に、『まんま喰ったが?』と聞く。

徹は、『いや食べそこねてきました。』と答える。

ちよは、『ほんだば「ひっつみ」つくるべか』と、せかせて家の中に

徹はこれが現実の自分と架空の状況に混濁して感情がたかぶる・・・

最初は盛岡駅、単線で遠野の多分、近くの駅の設定

そこから陸奥交通のバス(どう見ても岩手県交通)で数十分

着いた停留所は古い瓦屋の酒屋である。

遠野ふるさと村で情報を得て、その酒屋の場所(遠野市附馬牛町附馬牛、つくもうしと読む)も訪ねた。

多分、60年前位か華奢な木の硝子戸を開けると90歳以上と思われる御婆さん2人が会話していた。聞いたところ此処で間違いなくロケ中は店の奥の障子の穴から覗いていたとか、近くの橋もロケ場所とか、このお婆さんも手押し車で店の前を通ったそうでエキストラしたとか、話に華が咲いた(^-^)

何も買わないと悪いと団子を買ったがコンビニで買うのと違い少し硬かった。

それではまた・・・