小澤 智子

お客様の一生懸命な気持ちに応えたい!
「小澤さんと話をしていると家づくりが楽しくなる」
そんな風に言っていただけるような身近なコーディネーターを目指しています。

 

【所属・役職】インテリアコーディネーター
【名前】小澤  智子(おざわ さとこ)
【星座】しし座
【血液型】O型
【出身】岩泉町
【資格・特技】インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、キッチンスペシャリスト
【趣味・休日の過ごし方】釣り好きの主人の影響で家族が揃う休日は渓流釣りに出かけたりしています。

また、冬は今年69歳になる私の父を筆頭に、我が子たちまで3世代、総勢約10人でスキーをするのが毎年の楽しみです。意外と!? アウトドア派です。


仕事内容を教えて下さい

 

インテリアコーディネーターの仕事は、お客様や設計担当と共に家をつくりあげる仕事。
間取りや空間などのハード面は設計が、外観色やクロス、建具や水廻りなどのお客様の好みが反映できる場所は、インテリアコーディネーターが担当します。

お客様の好きにするなら、コーディネーターはいらないのでは?
なんて思う方もいるかもしれませんが、例えば、一言でクロス(壁紙)選びと言っても、好みのものばかり集めるだけでは、全体のトーンが揃わなかったりすることもあります。まずは、お客様の好みを教えていただき、その好みの集合体をバランスよく整える提案をする。
これが私の仕事です。

お客様にできるだけ、本音、ワガママを言っていただきたい。
そのためには私自身がお客様にとって“話しやすい”存在でいることが大切だと思っています。こんなこと言っていいのかしら? ということを言ってもらえる関係づくり。

家づくりは、時に大変な作業もあるし、はじめてのことなので緊張されることもあると思います。
でも、だからこそ、インテリアを選んでいる時間=私と話をしている時間は、お客様にとって“リラックス”して、
好き勝手にお話いただける時間にしていただきたいのです。

 

八重働工務店に入った理由はなんですか?

 

この業界に興味をはじめてもったのは、高校生の時だったように思います。
実家を新築したとき、打ち合わせの中で出てきた“模型”を見て「面白そう!」思った記憶が今でもあります。

でも、そのまま建築の道に進むかというと、そこまでは思いきれなくて、大学へ進学。教育学部に入りました(笑)
教育学部なので、学校の先生になるための勉強もしていたのですが、やはり興味をもっていたモノづくりの道を諦めきれず、
就職する時に住宅業界へ進むことを決意しました。

えっ? なんでそこまで興味が続いたのかって?
う~ん。なんとなくというとそれまでなんですが、一言で言うと「モノづくりが好き」なんだと思います。小さい頃から工作の時間が好きでしたし、細かい作業とか好きだし、また、モノづくりの一番の醍醐味は、何もない所から形ができあがること。
その最たるものが“家”ですよね。
できあがる楽しみ、これが忘れられなくてこの業界に入ったのだと思います。

これまで、新築の仕事もリフォームの仕事も携わってきましたが、どちらもモノづくりの楽しさは共通しています。
だから、できるだけお客様にもこのモノづくりの楽しさ、醍醐味を味わっていただくことが、
私のもう一つの仕事だと思っています。家づくりは決めることが多く、時に大変に感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、それすらも楽しんでいただけるように「楽しくやっていきましょう!」とお客様の身近なパートナーでいたいと思っています。

 

「この仕事をやってて良かった」と思う瞬間は?

 

お引き渡しの時に、お客様のニコニコとした笑顔を見た時ですね。
八重働工務店でお引渡しするお客様は、皆さんお引渡しの時の表情がとってもいいから、私もとっても嬉しい気持ちになります。

この人はきっと色々な苦労を経てこの笑顔に辿り着いたんだろうな・・・
このご家族の人生がこれからこの家で始まるんだなぁ・・・
お客様の表情を見て、ついつい感慨深くなってしまいます。

 

今の仕事で大変なところ・気をつけているところは?

 

お客様の好みを反映させるという面では、設計のように絶対のルールが存在しないのが、インテリアコーディネーターの難しく、また面白いところ。
そして、その基準は「感覚」なので、お客様と「感覚」を合わせるという作業がなんとも言えない難しさがあります。

例えば
やさしい感じ・・・
明るい空間に・・・
と同じ言葉であっても、やさしく感じる、明るく感じるというのは、お客様に答えがあります。

以前、私の感覚で仕事をしてしまっていて・・・
「思っていたのと違う」と言われてしまったことがありました。
それ以来、お客様と共通のイメージを持てるように、できるだけ言葉だけではなく、実物のサンプルをご覧いただくようにしています。
それは、お客様の貴重な時間をいただいてしまうことではありますが、
これから、何十年と住む家なので、時間をかけてでもお客様の納得のいくコーディネートに仕上げる! 
そんな気持ちで、この仕事に取り組んでいます。

あとは、最後はお客様に選んでいただくこと。
もちろん、プロとしてのオススメも聞かれることが多いですし、要所、要所ではアドバイスをさせていただくこともあるのですが、
最後は自分で決めていただくようにしています。
そうすることで、家への愛着も湧くし、できあがった時に、「自分でつくりあげた家だ!」という実感も生まれるのではないかと思うのです。

 

社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」ことはなんですか?

 

インテリアコーディネーターだからか、「意外!」と言われることも多いのですが・・・
こう見えて、アウトドア派な私です。
盛岡市の郊外に住んでいまして、時間があれば庭いじり。
庭木に巣箱を設置して、毎年セキレイが子育てする様子を眺めたり。
そして、休日は釣りへ。
釣りは主人の影響もあってはじめたのですが、子どもたちも私もすっかりハマってしまって。

冬はスキーにも行きますよ。
私の父親と子どもたちと一緒に親子3代で行くスキーは、毎年の恒例行事です。

 

今後、仕事で(もしくはプライベートで)実現したい夢は?

 

「この会社で建ててよかった」
と、お引渡しの時のお客様の笑顔をもっと作っていきたいと思っています。
そして、これからの人生に希望(ワクワク)がもてるような、お引渡しを迎えられる仕事をしていきたいです。

特に、私は仕事をする母親としての経験があるので、その経験が生かせる提案、アドバイスができるインテリアコーディネーターになっていきたいと思っています。

今は、共働きの方が多いですからね。
「働くお母さんの想い」(もちろんお父さんの想いも)を汲んで、お一人ひとりの暮らしとじっくり向き合おうと思っています。

八重働工務店のコピーでもあり、社長の八重畑の想いでもある「心のこもった住まいの裏に、汗して働く想いを込めて」という言葉に私はとても共感していて、私もお客様の家づくりや家族の幸せに一生懸命な想いに応えたいと思っています。

数ある中で、八重働工務店を選んでいただいたことに感謝の気持ちをもって、一人ひとりのお客様を幸せにしたいです。