一所懸命

2020年05月16日

こんにちは

営業 石川です

 

今回は ちょっと 住宅営業からはなれたお話を~

(会社ブログを独占している石川です!)

 

一所懸命

今一所懸命に 休み返上で働く人がいます。

早く給付金をだそう❗と手続きで働く人

医療関係者の方々 

何かが決定になるとそこには動く働く人がいることを思うことも大切かと・・・

生活や経済が止まるということは やはり苦しいです。

苦しい中でも・・・何かを誰かを思うこと・・・

 

改めて『一所懸命』の言葉が 私は好きです。

私の一所懸命は あんまりなくて

とっても 恥ずかしいのですが・・・

一生懸命ではなく『一所懸命』

一つの所に懸命に です。

自分の便利な快適な生活は誰かの一所懸命な働きで成り立っているかもしれません。

今このような状況下、 例えばマスク一つとっても

単価を安くするために海外で生産。それがストップすると 今のような現状になります。

言葉が悪いのですが 「人の労働を安く買い」で 私たちの便利な生活が成り立ってきたのかもと

考えさせられます。

誰かの何かで生きていることが 

当たり前に思っていたことが

本当は当たり前ではないこと。

思うこの頃です。

 

連休あけ

読んだ本です。

『生きていくための短歌』 南 悟著

私、 泣きました!

泣けるのは 生徒たちが書いた短歌が わたしの心の琴線に触れるからかもしれません。

著者は定時制高校の国語の教諭

様々な家庭環境 生活環境の中、働きながら定時制高校に通う生徒たちが書いた短歌です。

決して上手とは言えない短歌かもしれませんが

この若者たちの一所懸命に生きる姿が 短歌からにじみ出てるから・・・

本の中の 数点ご紹介します。

『生きる意味 探し求めて夜学へと いまだ見えない明日への光』 

『疲れはて 闇の中へと去る我を クラス仲間は励まし続けし』

『工場の 昼なお暗い片隅で 一人向き合うフライス盤』

『俺は今 大工の華咲く15歳 足場に上がり破風板を打つ』
 
『解体の 木材運びけが続き 治す暇なく夜学へ走る』

『定時制 通い続けて八年間 父母の苦労に報いて卒業』

『生きること 疲れて手には亡き母の 携帯写真温もり心に』

『母が死に 父は失踪兄と俺 夜学四年目今生きている』

『定時制 苦しみ悩んで辞めようと 思った時の友の励まし』

 

10年前 20年前

これらの短歌を書いた若者たちが

今も 一所懸命に 日本のどこかで働き

生きていることを 応援したいです。

 

この本からの影響を受け

『今日も一所懸命に』

生きていきたいと思います。