石塚 剛

 

モノづくりのプロとして、
自分にとって良いものではなくて、お客様にとって良いものを作り続けます。

【所属・役職】設計部
【名前】石塚 剛(いしづか つよし)
【ニックネーム】いしさん、ゴン
【資格・特技】二級建築士
【趣味・休日の過ごし方】
写真が趣味、20歳くらいの時に初めて30年位になります。風景を撮るのがほとんどです。熊のでそうな山の方に行ったりもしますよ。人がいないほうが集中できて発散できるので楽しんでいます。シーズン中の休日はもっぱら撮影ですね。

 

仕事内容を教えて下さい

 

設計の仕事は、住まうお客様のお部屋の組み合わせを考える仕事です。
住みやすさとか、掃除のしやすさとか、生活のしやすさを考えながら、お家の中のお部屋を考える仕事です。

組み合わせはお客様によって違います。
ここは小さくとか、大きくとか、ご要望も違うし好みも違う。
色んなパターンを組み合わせながら、そのお客様の答えを見つけていきます。

 

八重働工務店に入った理由はなんですか?

 

子どもの頃の夢は、大工かトラック運転手。カッコよかったんですよね。

最終的にインテリアデザインを学ぶ学校に行ったのですが、
その理由はと言うと、自分で言うのも変なのですが、
元々手が器用で工作とか上手だったんですよ。

それで「オレって器用なんだ」と思い、物づくりの仕事をしようと考えて、
インテリアデザインの専門学校に行くことにしたんです。

その後、最初に就職した会社では設計部で働き始めました。
お客様の要望を、お客様の気持ちになって考え、それがピタッと合ったときは楽しい。
そこでは、設計の楽しさを教えていただきました。
またモデルハウスの設計も任されていたこともあったのですが、
そのモデルが人気になった時は嬉しかったですね。

そんな時、「設計士を探しているんだけど」と八重働工務店の話をいただきました。
新たなチャレンジを・・・、そんな想いで入社させていただくことにしました。

 

「この仕事をやってて良かった」と思う瞬間は?

 

お客様に喜ばれると嬉しいです。

喜ばれるということは、お客様のためになっているということだと思うので。
例えば、お客様にプラン提案をして「いいですね!」と言っていただき、
お客様がしっくりきている様子がわかった時は「お客様のためになれたかな」という気持ちになり、
仕事冥利につきる瞬間です。

そのために私は、お客様の要望を図面にする前に一度、
お客様の気持ちになって考えるようにしています。お客様の生活を想像するんです。
そうすると、その方に合ったお部屋の組み合わせができあがってくるんです。

私の設計図は、自分の考えを押し付けるような設計ではなく、お客様の代わりになって考えた設計図です。
だからお客様の家も自分の家のように、正直に作っていこうと思っています。

そうやって作ると結果的に住み続ける中で、年月が経った時に不自由のない
“普通に幸せ”に暮らせるお家になります。

この“普通に幸せ”っていうのが、大事なんじゃないかなと思うんです。

 

今の仕事で大変なところ・気をつけているところは?

 

お客様の要望はありますけれど、予算もありますので、その折り合いがつかない時は辛いです。
お客様は“夢”をもってお話してくれているからそれを感じるので余計に。

でもやっぱり “夢”は叶えてあげたい。

お客様と同じ目線で、一緒に優先順位をつけたり、譲れない所を選ぶようにして、
はじめのご要望をどうにかして叶えるようにしています。

例えば、趣味が車という方の話しですが、全面が見えなくても一つでもその方の
こだわっている部分が見えると、毎日の生活が嬉しくなるんです。

そんな風にして叶えられるものは叶えてあげたい。そんな風に思っています。

 

社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」ことはなんですか?

 

車の運転です。サーキットも走ったりするくらい好きなんですよ。
実は最近、ホームサーキットがなくなってしまったのは寂しい出来事でした。

 

今後、仕事で(もしくはプライベートで)実現したい夢は?

 

まずは、ものづくりのプロとして、良いものを作り続けていきたいですね。

自分にとって良いものではなくて、お客様にとって良いものを。
今がベストでは決してないので、良いところはもっと磨いて、悪いところは改善して。
今までの経験の積み重ねを活かして、自分を磨くしかないと思っています。

また色んな人に会うとか、そういう刺激も大事にしたいと思っています。
他の人の視点を知ることで「こうやればもっとうまくいくんだとか」発見があると思うし、
何かしらの影響を受けることが良いことだと思うんです。

テレビを見ていても、一瞬写ったものでもひらめくこともあるので。
自分がいつ、何に影響を受けるかわからない。

だから、これからも色んな経験をしていきたいと思います。